2018年からはじまる「キャッシュアウト」ってなんだ!?

キャッシュアウト

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今年の4月から開始される「キャッシュアウト」というサービスをご存知でしょうか。

2000年に入った頃から導入が検討されてはボツになる・・・という経緯があるものなのですが、満を持して今春からサービス開始となりました。

もしかすると、あなたも利用するかもしれません。そして、使ってみると意外と便利だと感じるかもしれないサービスになるかもしれません。

生活を変えるかもしれない「キャッシュアウト」について、調べていきましょう。

そもそもキャッシュアウトとは?

キャッシュアウトサービスは2018年4月2日から開始されます。

キャッシュアウトとは、デビットカードを使うことにより、小売店のレジで自分の銀行口座の現金が引き出せるサービスのことを言います。

スーパーなどのレジでお会計をするついでに現金を下ろせるということで、わざわざATMに行く必要がないというのが最大のメリットです。

キャッシュアウトを利用する方法

では、具体的にどうするのかを考えていきましょう。

コンビニで200円のジュースを買いました。

この後すぐ、友達に会って借りてた3000円返さなきゃいけないけど、財布には小銭しかないなぁ、なんていう状況だったとします。

こんな時、デビットカードでジュースの支払いをするついでに、「3000円をキャッシュアウト(現金引き出し)で」とレジの店員さんに伝えます。

そうすると、銀行口座でデビットカード決済として3200円が引き落とされ、200円はジュース代としてコンビニに支払われ、3000円は現金としてあなたに渡されます。

これが、キャッシュアウトサービスです。

デビットカードが必要

キャッシュアウトサービスを利用するには、そもそも「デビットカード」が必要です。

このデビットカードというものは、即時決済なので、その時の口座残高が足りなければ使うことができません。

クレジットカードは、支払いを一旦カード会社に建て替えられて、翌月にまとめて請求がくるものなので、その時に残高が不足していても使うことができます。

つい使いすぎてしまう人がいるのも、このためです。

クレジットカードには抵抗がある人でも、デビットカードは現金に近い使い方ができる安心なカードとして、最近の日本でも普及し始めています。

普及し始めていると言えど、まだまだ日本でのデビットカードの使用率はが低いです。

その点、キャッシュレス化が進んでいる海外においては、使用率で見ると、クレジットカードが4割でデビットカードが6割と、実はデビットカードの方が断然使われているのです。

ようやく日本でもクレジットカードが浸透してきたところなので、キャッシュアウトシステムが進むことによって、もしかすると一気にデビットカードの使用が拡大することになるかもしれません。

キャッシュアウトのメリットは?

◯わざわざATMに行かなくていい

それでは、キャッシュアウトのメリットを考えてみましょう。

最大のメリットは、ATMを探さなくてもよいことです。
最近ではコンビニでも、大型スーパーでもATMの設置がされていますが、地方に行くとATMの数が少ないことがあります。土地勘がない場所でATMを探しまわった経験などはないでしょうか。

大都市やそこそこ大きい町に住んでいると、ATMがないという経験はあまりないですね。

ATM設置・管理にはある程度の費用がかかりますので、銀行も集客が見込めない土地には置きたがりません。

ですので、人口が少ない地域にATMがないということは多々あるのです。

そういった地域で、スーパーや小売店で買物ついでに現金の引き出しができると、便利だと思います。

また、人口が少ない土地というのは、高齢者が多い地域でもあります。

そういったところで、例えばデビットカード決済機能を搭載した移動販売車が回ってきたり、タクシーに乗ったついでに現金を下ろしたり、ということができれば、高齢者の生活の助けになるのではないでしょうか?

◯小売業は売上が見込める

キャッシュアウトを店で利用する場合、その店の何かを買う(又は利用する)ことが条件となります。

買物をせずにレジに並んで、現金だけを下ろすということはできません。

そういった意味で、スーパーやコンビニでは例え飲み物一本でも売り上げが見込めると言えるでしょう。

買物をする気がない人でも、現金をおろすついでに何かを購入してもらえる機会が増えることになるので、小売店にもウマみがあります。

◯手数料がかからない

ATMでお金を引き出す時には、手数料にとても気をつける人が多いかと思います。

節約の第一歩は、手数料をかけないことと言われるぐらい、できれば払いたくないものです。

それでも、急な現金での出費に対応するために、泣く泣く時間外手数料や、提携外ATM手数料を支払ったこともあるかもしれません。

キャッシュアウトの導入にあたり、基本的なガイドラインとしては、引き出し手数料は小売店側が支払うこととあります。

利用者が手数料を払うことはありません。

これにより、手数料を心配することはなくなり、気兼ねなく現金の引き出しができるようになると言われています。

◯キャッシュレス化が進む

持ち合わせがなく困った、前の人がモタモタしてレジの会計時間がかかっている、小銭で財布がパンパン・・・こんな経験をした人も多くいるでしょう。

世界に目を向けると、キャッシュレスでの支払方法が浸透しているのが現状です。

その中で、日本では、クレジットカードのシステムでさえも発展途上であり、デビットカードに関しては認知度もまだまだ。

それでも海外に行くと、国境を感じることなくクレジットカードやデビットカードで支払いができ、とても便利だと気づくでしょう。

その国の通貨に両替をすることも不要なので、手間も無駄も省けます。

日本は2020年に向けて、海外からの旅行客も増えているといいます。

観光大国を目指すというのであれば、キャッシュレスシステムの導入も積極的に取り入れていかなければならないのでは?と思います。

さて「キャッシュアウト」システムは、日本の社会に馴染んでいくでしょうか?

金融業界・小売業・消費者それぞれに課題はありますが、個人的にはこれを機会に、デビットカードの使用がますます普及していくことを期待しています。

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