あなたは知ってる!?住宅購入に待ったをかける「2033年問題」とは?

2033年問題

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日本は少子高齢社会だと言われ続けていて、みなさんにもだいぶ馴染みの言葉になっているのでないでしょうか。

高齢化も問題ですが、少子化がもたらす未来は人口の減少です。

社会は人で成り立っているので、人そのものが少なくなることは社会の崩壊を招くことにもなり、想像以上に大問題なのです。

【日本の世帯数は2019年に最高潮を迎える!】

国立の研究機関が5年ごとに発表しているのが「日本の世帯数の推移予測」です。

一番最近の計算では2013年に発表されたもので、2019年に世帯数はピークを迎えるというものです。

ピークということは、その後減少の一途を辿るということです。

2年後にピークを迎え、その後世帯数は減少するのに、今までのように住宅建設を行えば、当然空き家・空き部屋が増えることになります。

土地や建物の価格が下がることが予想されます。これが「2019年問題」と呼ばれるものです。

【信じられない!?日本特有の「丙午問題」】

拍車をかけるかのように、「丙午問題」というものもまことしやかに囁かれています。

「丙午」は干支のひとつです。

「甲・乙・丙・丁・・・」と10種類あるものが「十干(じっかん)」で、「子・丑・寅・卯・・・」と12種類あるものがおなじみの「十二支」です。

この十干と十二支をかけ合わせてものが「干支」と呼ばれるもので、組み合わせると60種類あります。

60年をかけて一回りする計算です。

丙午は「丙」と「午」の年が一緒になる年のことで、次は2026年に訪れます。

これの何が問題かと言うと、「丙午の年に生まれた女性は気性が激しく、家庭を崩壊させる」といったような迷信がある点です。

本当にあくまで迷信・おまじないレベルの話なのですが、悲しいことに日本では未だにそういった風潮があります。

現に、明治39年の丙午では出生率が4%減少しました。

また、時代も時代だったので、丙午生まれの女性というだけで破談になった女性たちの自殺が相次いだそうです。

その60年後の昭和41年では、出生率は前年より25%減少しました。

出生の操作を行った結果だと言われています。

次の丙午は9年後。そこで少なからず人口がまたがくんと減るのではと懸念されています。

【人口が減れば、空き家が増える】

また、野村総合研究所の発表によると、今ある住宅に対策を講じなければ、2033年には3軒に1軒は空き家になるという計算だそうです。

空き家というのは、様々な問題を引き起こします。

手入れされない家の老朽化や、相続によって継いだ住んでもいない家の固定資産税・・・最近でも、不必要な土地家屋だからと、次々に相続放棄をされた結果、朽ち果てた家屋が増えています。

こういった家屋は倒壊が予想されるため、近隣住民の安全確保の観点から行政がその家屋を解体するといったケースが多発しています。

相続放棄をされているので、家屋に持ち主はおらず、この解体費用は税金から出されています。

こうなると、空き家が増えるということは、一部の問題ではなく、全員になんらかの影響が出てくると言えるでしょう。

【空き家対策で考えられる対策は?】

こういった試算が発表されると、国を挙げての空き家対策が講じられ始めています。

建物の数そのものを減らしたり、今から建てる量を減らすことの促進、建物の住宅以外の利用を推奨したりもしています。

また、複数の居住地を持つことの促進も始めています。

それでも、住宅の供給過多は免れないという予測のため、これからは居住者が質やコストに見合った住宅を、妥協せずに選べるようになるのではと見られています。

【日本人の価値観は変わるか】

日本人の特徴として、古いものより新しいものの方に価値を見出してしまう傾向にあります。

価値観というものはそうそう変わるものではないですが、欧米諸国などでは古いものほど価値を持ち、大切に使おうとします。

そのため、築年数が経っているものほど人気であったりもします。

こういった意識に変えていくことにより、日本でも、中古物件と言われる既存の住宅にきちんと手を加え、大切に住み継いでいくことが主流になるかもしれません。

【急かされない住宅購入を】

色々な業種、政府、様々な価値観が混ざり合って社会が形成されています。

住宅の購入というのは、大半の人にとって一生ものの大きな買い物です。

新築住宅のへの優遇措置や、消費税の増税、「家賃を支払うなんて馬鹿馬鹿しい」、夢のマイホーム・・・なんて、持ち家を持つことがとても素晴らしく、しかもなるべく早急に購入した方がお得!なんていう意見も聞こえてくる現在。

意志がほぼ固まって、あと一歩のための後押しになればいいですが、予定も予算も立てず、今後の変化にも鈍感なまま、急かされながらの住宅購入はとっても危険なことです。

何も起こらない人生なんてありませんが、何か起こったときに余裕をもって対応できるように、しっかりとした下調べが必要です。

それだけ大きな買い物だということを意識できればいいですね。

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