災害時にも賢く!「ミニマリスト流」防災リュックとは

防災グッズ

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先日起きた大阪の地震。

神戸在住のわたしの家ももれなく大きな揺れが起こりました。

神戸の震災を経験したので、とても嫌な光景が一瞬でフラッシュバックしましたが、震源地ではないですし、被害も皆無でした。

無事だったからこそ、これも何かの機会だと思い、防災グッズを改めて見直すことにしました。

防災グッズは

  • 災害発生直後にすぐに持ち運べる一次的なもの
  • 発生後に使える又は持ち出せる二次的なもの
  • 発生後からライフライン復旧までの三次的なもの
    • このように、段階的に考えると準備がしやすいです。

      今回は、とっさの時に持って逃げられる「防災リュック」について考えてみましょう。

      とっさにたくさんの荷物は持てない「防災リュック」

      防災グッズといえば思いつくのが「防災リュック」。

      災害発生直後に、とっさに持ち出すものを入れておく袋のことをいいます。

      グッズを入れる袋は、持ちやすさを考えると、やはりリュック型の方がいいでしょう。

      また、走る場面も想定すると、胸元や腰回りで固定できる、チェストベルトやウェストベルトが付いていいる方が、身体への負担も軽減できます。こういったベルトは後付けできるものもあります。

      容量は30~45リットルぐらいがいいと言われています。

      男性の場合45リットル、女性だと30リットルぐらいを目安に考えていきましょう。

      災害時には、音と光

      それでは、詰める物を考えていきましょう。

      まずは、音が出るものを準備されることを強くおすすめします。

      阪神淡路大震災の時には、70%以上の人が自宅で亡くなったとされています。

      家具の下敷きや、倒壊した家に挟まれるケースが非常に多かったのです。

      多くの救助隊が派遣されましたが、一面がれきや家屋の倒壊をしている場面だと、どこを探していいのか検討もつかなかったそうです。

      その結果、救助が遅れたことにより死者の数が増えました。

      身動きが取れなくなった場合、一刻も早い救助が必要です。ですので、音が出るものが非常に重要となります。

      防災リュックには笛(ホイッスル)をくくりつけましょう。

      携帯ラジオには、大音量でサイレンを鳴らせる機能が付いたものもあります。

      また、光を発するものもあるといいです。携帯ラジオにLEDライトが付いたものがあります。

      「音と光」、とても重要です。

      「72時間を生き延びる」ことを前提に

      現代日本では、万が一動けない状態になっても、災害発生から72時間以内に何らかの救助があるとされています。

      ですので、防災リュックに入れる物で72時間を耐えられるかを考えていきましょう。

      それでは、防災リュックに入れておくべき物を挙げていきましょう。

      ・飲料水・非常食・医薬品・簡易食器・衣類・懐中電灯・携帯ラジオ・電池・現金・貴重品・ローソク、マッチ、ライター・ロープ・ビニールシート・雨具・マスク・ナイフ、ハサミ・タオル・洗面道具・ウェットティッシュ・ビニール袋・携帯用バッテリー・筆記具

      <飲料水>

      成人が一日に必要な水分は3Lとされています。

      これを3日分となると、はっきり言って重くて持ち歩けません。家に備蓄する飲料水とは別に、防災リュックには500mlの飲料水を3つほど入れておくといいでしょう。

      <非常食>

      保存年数が2~5年のものを準備しましょう。できれば、水(お湯)を使わずとも食べられるものがいいです。

      非常食は念のためと多めに入れたくなりますが、これも3日分を想定するだけでいいでしょう。

      災害から3日間ぐらいは、アドレナリンが大量に放出されるらしいのです。

      実際、そのせいかあまり食べなくても大丈夫だった記憶があります。それよりもやることがある、といった感じでした。

      また、ありがたいことに救援物資などもすぐに届き、震災後に飢えを感じたことはなかったです。

      非常食は、保存期限切れに注意してください。

      <医薬品>

      痛み止めや整腸剤などの他に、持病等で飲まなくてはいけない薬も忘れずに入れておきましょう。

      ただし非常食と一緒で、使用期限が決まっていますので定期的な見直しを行ってください。

      また、絆創膏や包帯などもあればいいでしょう。

      <衣類>

      下着を2枚程入れておくといいでしょう。

      季節は関係なくヒートテックなどの防寒具も入れておくのもいいでしょう。また、厚めの靴下もおすすめです。

      災害直後、特に地震が発生した場合、ガラスや家具が壊れた際には床に破片等が散らばります。

      できれば、寝室にはスニーカーやスリッパを常備しておきたいですね。

      <現金>

      災害時に現金はやはり強いです。

      キャッシュレスの時代ですが、カード決済機能が停止することなども考慮し、非常時用に準備しておきましょう。

      意外に盲点なのは、10円玉を多めに準備することです。

      災害時には、みんながこぞって携帯などで連絡を取ろうとするので回線が混み合い、結果、なかなか電話が繋がらないということが起きます。

      その点、公衆電話は通信規制の対象から外れ、優先的に回線が確保されるようになっています。

      <雨具>

      カッパがあると便利です。雨をしのぐだけでなく、地震発生の際にはそこらじゅうに砂埃が巻き起こっています。

      ビニール素材のカッパを羽織っていると、砂埃は付着しにくいですし、付着してもすぐに脱いではらったり、水洗いすることもできます。

      <マスク>

      これはもう必須です。災害後の空気の悪さは予想以上です。

      そんな空気の中、やむを得ず歩かなくてはいけない事態も多々あります。

      気休め程度になるかもしれませんが、マスクはあった方がいいです。

      避難所でも、様々な人と接することになりますので、その点でもマスクがあると安心できると思います。

      <貴重品>

      銀行の通帳やキャッシュカード、印鑑などは1箇所にある方がいいでしょう。

      常にリュックに入れておけないかもしれませんので、せめて同じ場所にまとめておきましょう。

      また、キャッシュカードや通帳、保険証などは、印字面を携帯に画像として取り込んでおくのもいいでしょう。

      うちの場合は、市販のパスポートケースに、「通帳」「キャッシュカード」「現金」「印鑑」「保険証のコピー」をまとめて入れています。

      有事の際には、防災リュックにこのケースをぽんと入れるだけにしています。

      まとめ

      旅行の準備をしていると、あれもこれもと詰め込んで、荷物が重すぎる結果になった経験はありませんか?

      防災リュックと旅行の準備を一緒にするわけではありませんが、どちらも「よく考えること」がとても大事になります。

      際限なく荷物を詰めることはできます。でも、災害が起こった際には、重い荷物は持てません。

      なんだったら、その荷物の存在すら忘れてしまいます。

      防災リュックは、災害発生時に命を守ってくれる物、ではありません。

      発生直後から72時間を生き延びるための物と考えて、過不足なく準備をしたいものですね。

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