いざメルカリをやるにあたって、発送方法がわからない。
売れたはいいけど発送方法がわからないと、アタフタしますよね。
なので、ちょっと調べてみました。
メルカリでは、送料を出品者が負担する(送料込み)か、購入者が負担する(着払い)か、「出品者」が商品を出品する際に決めるとのこと。
つまり、選択権は出品者にあり!
だけど、送料込みの方が売りやすいに決まってるし、出品者負担で送るのが◎
となると、手数料と送料を考慮した価格設定をしないと、損をしてしまうので注意ですね。
送料を安くおさえることで、利益に差がでるといっても過言ではない!
なので、どの発送方法がいいか調べましたよ。
メルカリは、出品する際に「配送の方法」から発送方法が選択できるようになっています。


<メルカリ配送の方法(2018年4月現在)>
- らくらくメルカリ便
- ゆうゆうメルカリ便
- 大型らくらくメルカリ便
- 未定
- ゆうメール
- レターパック
- 普通郵便(定形・定形外)
- クロネコヤマト
- ゆうパック
- クリックポスト
- ゆうパケット
メルカリの発送方法には、大きく分けて2種類あることが分かりました。
- 匿名配送
- 通常配送
匿名配送は、「メルカリ便」と呼ばれている発送方法です。
メルカリ便は、メルカリとヤマト運輸が連携してサービス提供している「らくらくメルカリ便」と、メルカリと日本郵便が連携してサービス提供している「ゆうゆうメルカリ便」の2種類あります。
どちらも「匿名」で送れるうえに、万が一配達途中に紛失・破損した場合でも、メルカリが代金を補償してくれます。匿名なので、出品者・購入者ともに相手に住所や名前を知られることなく、送れるのが安心ですね。
送料は2社で異なりますが、普通にヤマトの営業所や郵便局から送るよりも送料が安く設定されています。
配達状況もアプリから確認できますので、安心して荷物を送りたいならメルカリ便がおすすめですね。
通常配送は、匿名で送らない通常の配送方法が当てはまります。
郵便局から送る、「ゆうメール・レターパック・普通郵便・ゆうパック・クリックポスト・ゆうパケット」があります。
クロネコヤマトの宅急便も利用できますが、それなら「らくらくメルカリ便」を使ったほうが送料が安くすみます。
いろいろと発送方法があるので、結局何で送ったらいいのか迷いどこですが、相手に名前や住所を知られるのは絶対嫌!匿名がいい!って場合は、「メルカリ便」の一手です。
今どきSNSでなにを言われるか分かりませんもんね。メルカリ便なら補償も付いているので安心して送れます。
名前や住所が知られてもいい、とにかく一番安い方法で発送したい場合は、通常配達とメルカリ便をうまく使い分けるといいですね。
では、料金を詳しく見ていきましょう!
1.らくらくメルカリ便

らくらくメルカリ便は、ヤマト運輸が配送します。
配送方法は、「ねこポス、宅配便コンパクト、宅急便」の3つから選べます。
どの配送方法でも全国一律料金で補償付き。それぞれに大きさの制限があるので、商品の大きさによって使い分けます。
らくらくメルカリ便は、商品をヤマトの営業所かコンビニ(ファミリーマートかサークルKサンクス)に持ち込むか、ヤマトに集荷を依頼して発送します。
ねこポス
A4サイズ(31.2cm以内×22.8cm以内)
厚さ2.5cm以内
重さ1Kg以内
全国一律195円。本、雑誌、アクセサリー、化粧品、衣類など比較的厚みがなく、A4サイズに収まる小さな商品を送るなら「ねこポス」がおすすめです。
宅配便コンパクト
宅配便コンパクト専用BOX 20cm×25cm×5cm
宅配便コンパクト専用BOX(薄型) 24.8cm×34cm(マチなし)
全国一律380円。コンビニかヤマトの営業所で専用のボックス(65円)を購入しておく必要があるので、少し面倒ですが、宅急便よりも送料が安いです(合計で445円)。
重さ制限がないので、ねこポスでは送れない重量があるものや、厚みが2.5cm以上あるものは「宅配便コンパクト」で送りましょう。
宅急便
宅配便コンパクトでも送れない大きさのものは、宅配便で送ります。
60サイズ(2kgまで) 600円
80サイズ(5kgまで) 700円
100サイズ(10kgまで) 900円
120サイズ(15kgまで) 1,000円
140サイズ(20kgまで) 1,200円
160サイズ(25kgまで) 1,500円
全国一律の料金ですが、荷物の縦、横、高さの合計サイズと重量に制限があります。普通にヤマトの宅急便を使うと最低料金が907円なので、メルカリ便にすると安く送れます。
2.ゆうゆうメルカリ便

ゆうゆうメルカリ便は、日本郵便(郵便局)が配送します。
配送方法は、「ゆうパケット、ゆうパック」の2つから選べます。
どちらを使っても全国一律料金で補償付き。大きさに制限があるので、商品の大きさによって使い分けます。
ゆうゆうメルカリ便は、商品を郵便局かコンビニ(ローソン)に持ち込んで発送します。
ゆうパケット
A4サイズ(3辺の合計が60cm以内・長辺34cm以内)
厚さ3cm以内
重さ1Kg以内
全国一律175円。「ねこポス」と同じA4サイズですが、微妙にゆうパケットの方がサイズが大きいので、ねこポスで入らなかった商品がゆうパケットだと送れたりします。料金もねこポスより安いです。
ゆうパケットも、本、雑誌、アクセサリー、化粧品、衣類など比較的厚みがなく、小さな商品を送るのに適しています。
ゆうパック
60サイズ(3辺合計60cm以内)600円
80サイズ(3辺合計80cm以内)700円
100サイズ(3辺合計100cm以内)900円
重さ一律25Kgまで
ゆうパックは重さが一律25Kgまでで、商品のサイズによって料金が違います。一方、らくらくメルカリ便の宅急便では、荷物のサイズと重さによって料金が違います。
例えば、60サイズで重さが20Kgあるような重い荷物であれば、らくらくメルカリ便では1,200円になってしまいますが、ゆうパックは600円とお得です。
このように商品のサイズ・重さによって使い分けると送料を節約することができます。
3.ゆうメール

3辺の合計が1.7m以下、3kgまでの冊子とした印刷物(書籍・雑誌・カタログ・カレンダー)やCD・DVDが送れます。
信書(手紙)や印刷されていないものは送れません。注意点は、外装に「ゆうメール」と書いておくことと、外から中身が分かるように一部を切っておく必要があります。
追跡機能はないので、郵便事故があった場合の補償はありません。
4.レターパック
①レターパックライト 360円
A4サイズ(34cm以内×24.8cm以内)
厚さ3cm以内
重さ4Kg以内
②レターパックプラス 510円
A4サイズ(34cm以内×24.8cm以内)
厚さ制限なし
重さ4Kg以内
レターパックは、専用の封筒みたいなもので、郵便局の窓口かコンビニ(ファミリーマート等)で売っています。
どちらも全国一律料金ですが、値段に差があるのは、レターパックライトはポストへ投函されるタイプで、レターパックプラスは対面で受領印をもらうタイプだからです。
どちらも追跡番号があるので、郵便局のホームページから追跡ができます。
5.普通郵便(定形・定形外)

普通郵便は料金が安いので、メルカリでもっとも使われている発送方法です。
一番安い料金で82円ですが、暑さが1cm以内なので、チケットやカード類などの厚みのない商品を送るのに適しています。
ただし、追跡機能がないので、郵便事故があった場合の補償は一切ありません。このため、商品が届いていないといったトラブルが跡を絶ちません(実際メルカリに限らず、郵便事故は頻繁にあります)。
高い商品であれば、普通郵便で送るのは避けたほうが良いですね。
6.クロネコヤマト
らくらくメルカリ便の宅急便を使わないで、通常(匿名ではない)のクロネコヤマトの宅急便で送る場合に選択します。
料金は、大きさと宛先の地域によって異なりますが、最低料金が907円とらくらくメルカリ便よりも料金が高く、匿名性もありません。
らくらくメルカリ便は、メルカリとヤマト運輸が連携したことによって、通常よりも安い送料で送れるサービスです(ただしサイズが決まっている)。
なので、わざわざ「クロネコヤマト」を利用する場面は少ないと思います。
もし、通常のクロネコヤマトを利用する場合は、商品をヤマトの営業所や取り扱いをしているコンビニへ持って行き、自分で伝票を記入して発送します。送料は、その場で支払う必要があります。
7.ゆうパック
ゆうゆうメルカリ便を使わないで、ゆうパックを送る場合に選択します。
例えば、ゆうゆうメルカリ便では、100サイズ・重さ25Kgまでしか送れませんが、通常のゆうパックは、それ以上に大きな物を送れます。

60サイズ(3辺合計60cm以内)
80サイズ(3辺合計80cm以内)
100サイズ(3辺合計100cm以内)
120サイズ(3辺合計120cm以内)
140サイズ(3辺合計140cm以内)
160サイズ(3辺合計160cm以内)
170サイズ(3辺合計170cm以内)
重さは一律30Kgまで
料金は、大きさと宛先の地域によって異なります。
例えば、一番小さい60サイズで大阪から東京に送る場合は950円です(逆も同じ料金)。荷物を郵便局に持ち込むと、120円割引きになります。
8.クリックポスト
A4サイズ(34cm以内×25cm以内×3.0cm以内)
厚さ3cm以内
重さ4Kg以内
料金は、全国一律164円です。
追跡番号があるので、郵便局のホームページから追跡ができるメリットはありますが、事前にYahooIDを取得して、Yahoo!ウォレットで送料の支払手続きを済ませる必要があります。
また、専用のあて名ラベルを印刷して使わなければならないので、印刷するプリンターがあることが前提です。
定形外郵便よりも安く送れますが、予めYahooIDが必要なことや、自宅にプリンターがなければ使えないことから、利用する人が限定されますね。
9.ゆうパケット
A4サイズ(3辺の合計が60cm以内・長辺34cm以内)
厚さ3cm以内
重さ1Kg以内
ゆうゆうメルカリ便のゆうパケットを使わないで、通常(匿名ではない)のゆうパケットで送る場合に選択します。
ゆうゆうメルカリ便のゆうパケットでは料金が一律ですが、通常のゆうパケットは、商品の厚さによって送料が異なります(大きさは同じ)。
厚さ1cmまで250円
厚さ2cmまで300円
厚さ3cmまで350円
ゆうゆうメルカリ便のゆうパケットの方が送料も安いですし、匿名性もあるため、あまり出番はないように思います。
10.配送方法「未定」とは?
まだ配送方法が決まっていない場合には「未定」を選択します。
メルカリ便で送れるサイズだとわかっていれば、メルカリ便を選択すればいいのですが、例えば、いざ発送する段階になって、サイズや重さがアウトでメルカリ便を使えない!となった場合は、匿名で発送することができなくなります。
そうすると、購入者に送り先の住所・氏名を聞かなくてはなりません。
購入者が匿名発送だったから購入したからとキャンセルになることもあります。
また、出品者によっては発送する日によって、発送できる方法が異なる場合もあります。
例えば、平日は会社の近くにヤマトの営業所があるけれど、休日自宅の近くではヤマトの営業所がない場合です。
このような場合は、配送方法を「未定」にしておくと、臨機応変に発送できます。そして、購入者には、発送後、何で発送したかをお知らせします。
まとめ
メルカリの発送方法はたくさんありますが、出品の際に発送方法を選択するようになっています。
後から匿名配送には変更できませんし、売却後に匿名配送から通常配送に変更するには、購入者の同意が要ります。購入者の住所や名前を聞かなければいけませんからね。
単純に送料だけ考えると、その時々によって一番安い配送方法を選択すればいいと思います。一律「未定」で出品している人も多いですし。
私は匿名性と補償があることから、少々送料が高くなってもメルカリ便の一択です。
どちらも出品の際によく考えてから決めるようにしましょう!