家計の支出を少しでもオトクに(前編)

家計の支出を抑える

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家計の支出、得する支払い方法を知ろう!

家計を整え始めると、1ヶ月の支出がいくらぐらいかを大体把握することができると思います。

家賃や保険料など変動がなく金額が固定されているものはもちろん、電気代やガス代や水道代でさえも、おおまかな平均を予想できるようになります。

おおまかな支出を予定立てられると、予定外の出費にあらかじめ備えて貯金を設定することもできるようになります。

支出を知ることが、家計の整えの第一歩だと、よく言われているのはこのためです。

それでは、把握できるようになった支出ですが、どうせ支払うのは仕方がないことだとしても、少しでもトクする払い方はないものかと思ったことはありませんか?

こうなると、家計の整えの第2段階に入ったといえるのではないでしょうか。

いざ調べ始めると、クレジットカードで支払いが断然オトク、いや、ここはやっぱり現金払いでしょ・・・と、情報が錯綜していて、結果めんどくさくなり、払込用紙をコンビニに持って行く、ということが続いてはいないでしょうか。

それでは、家計の支出を細かく見ていき、それぞれの支出を少しでもオトクにするためには、どのような支払い方法が最適なのかを検証していきましょう。

支払方法は3種類

家計の支出方法として、考えられるのは3種類です。

  • 現金支払い
  • クレジットカード支払い
  • 口座振替

それぞれにメリット・デメリットがありますし、支払い項目によっても向き・不向きがあります。

また、大前提として「クレジットカードは怖いので、わたしは現金第一主義」という人には最初から選択肢はありませんので、参考にはならないことをご注意ください。

いつもニコニコ現金払い

古来からの決済方法、現金払いです。

最大のメリットは、現金があるだけしか使えないので、使いすぎの抑制ができることです。

無いものは出せないので、節約志向の人には現金払いが支持され続けています。

デメリットとしては、いちいち銀行から引き出す作業が必要だという点。いざという時に手持ちがなかった!という経験をした人も多いのはないでしょうか。

また、最近ではポイ活(ポイント活動)などと言われるように、支払い時にポイントが付いたり、特典が付与されたりする機会が増えましたが、ほとんどの現金払いの場合には、そういった+αのものは付かない傾向です。

最近では、使いすぎるからと敬遠されていたクレジットカードに代わり、残高を超える使用はできない「デビットカード」というものも多く登場しています。

デビットカードは即時決済なので、使用するとすぐに契約口座から引かれます。

使いすぎを防ぐことはもちろんできますし、わざわざATMへ行かなくてもいいので、新しい便利な支払方法だと思います。

ようやく浸透してきたクレジットカード支払い

先進国でこれほどクレジットカードが普及していない国も珍しいのではないでしょうか。

クレジットカードの所持率は増えてきたものの、使用できる店舗がまだまだ少なく感じます。

(2018年になってようやく京都国立近代美術館がクレジットカード決済の導入を始めたという情報が入ってきました。観光大国を目指すと言ってる日本で、しかも観光都市・京都の大きな美術館で未だにクレジットカードが使えなかったことに驚きました。)

このように、未だに使えない店舗がまだまだあるということがデメリットとして挙げられます。

また、過去に「クレジットカード破産」というものが多発したように、クレジットカード=使いすぎるという印象が一部あるのもデメリットに挙げられます。

メリットとしては、現金を持ち歩かなくてよいということで、それが大金になれば尚更持ち歩きたくないですよね。

限度額にもよりますが、クレジットカードの場合、1枚で100万円以上の支払いをすることもできますので、高額な支払いを予定しているときには便利だと思います。

決済が即時ではなく、翌月が基本です。翌々月になることもありますので、先の収入予定で今の支払いができることはメリットでもあります。

しかし、無計画な人にはデメリットでもあるでしょう。

忘れやすい人にありがたい口座振替

家計の支出では、支払日がばらばらだったりしますね。

毎月決まった日にちの支払日も、土日を挟むと前後したりと、支払日を把握することはとても大変です。

また、払込用紙を受け取ったものの、カバンの奥底に眠らせてしまっていたり、チラシと一緒にいつの間にか捨ててしまっていた、という少しズボラさんもいるかもしれません。

忘れっぽい人、仕事等で忙しく逐一チェックができない人には、口座振替が強い味方となってくれます。

生活口座から自動で引き落としをしてくれるので、窓口に行かずとも支払いが済んでしまうのがメリットでしょう。

もちろん、残高が足りなければ引き落としもできないので、残高チェックは必要です。

支払いは、現金?クレジットカード?口座振替?

現金・クレジット・口座振替と、それぞれの基本のメリットデメリットを見てきました。

それを踏まえて、支出項目を細分化して、それぞれどの方法で支払えばオトクになるのかを見ていきましょう。

各家庭での支払い項目の設定はバラバラですが

  • 住宅費(駐車場代等)
  • 光熱費(電気・ガス・水道)
  • 通信費(インターネット・電話代)
  • 生命保険料
  • 国民年金
  • 食費
  • 日用品費
  • 医療費
  • 交際費
  • 被服費

おおまかにこの10項目に分けられるかと思います。

●住宅費

口座振替で支払っている人が多数かと思います。

家賃の滞納なんて考えただけで恐ろしいですので、確実に支払える口座振替が最適でしょう。

ただし、淡々と引き落としがされますので、残高不足でいると次の月に2ヶ月分の引き落としとなります。

残高不足が続くと、滞納とみなされ、与信問題に関わってきますので、注意が必要です。

最近では、不動産会社によっては、家賃をクレジットカード決済できるケースも出てきました。

保証会社に入る、などの条件はありますが、クレジットカード使用によるポイントの付与なども期待できるので、選択肢に加えていいのではないでしょうか。

家賃は毎月定額が決まって出ていきます。

必ず支払わなくてはいけないものですが、どうせ支払うなら+αが付く支払方法を選びたいですね。

●光熱費(水道)

住んでいる地域によって違うと思いますが、水道代は現金支払か口座振替しか選択できないところが多いです。

また、2ヶ月分がまとめて送られてくる地域があるようです。

支払いが毎月ではないと、ついつい忘れがちになってしまいますので、ここは口座振替を選びたいところです。

水道代は地域によって価格設定が違いますが、電気やガスに比べると、安価なケースが多いです(水道料金がとてつもなく高い地域もあるので、注意してください)。

光熱費(電気・ガス)

電力会社やガス会社によってシステムが違いますが、一般的な大手電力会社や都市ガス会社で考えてみましょう。

こういった大手エネルギー会社だと、払込用紙や口座振替の他にも、クレジットカード支払いが選択できることが多いです。

こうなると、使用ポイントを狙ってクレジットカードを選択するのが最適かと思いますが、毎月の使用量によっては、口座振替を選んだほうがオトクなケースがあるのです!

大手エネルギー会社の場合、口座振替の契約者を対象として、一律割引をしてくれています。

うちの地域は、関西電力と大阪ガスなのですが、明細を見てみると、口座振替割引としてどちらも一律54円が引かれていました。

明細を見ないと気づきませんでした。

この54円を基本に考えます。

クレジットカードのポイント還元率が最大で1%(100円で1ポイント)だとすると、使用料金が5000円で50円分のポイントが付くことになります。

これが口座振替の場合だと、5000円の使用料金から54円が引かれることになりますので、50円のクレジットカードポイントよりも、口座振替割引の54円の方が、4円おトクと言えるでしょう。

一人暮らしや、極端に節約を心がけている世帯では、毎月の電気代やガス代が5000円に届かないケースもあるかと思います。

月に4000円の料金だったとすると、1%ポイント還元で40円分ですので、54円の割引の方がオトクです。

また、1%のポイント還元率は良い方で、お使いのクレジットカードの中には、ポイント還元率が0.5%(200円で1ポイント)のものあるかと思います。

この場合、4000円の使用料金で20円分のポイント付与となります。

これだと、一律54円の割引がある口座振替の方が断然オトクだといえるでしょう。

クレジットカードによっては、通常の買い物では1%のポイント還元なのに、公共料金の支払いの時だけ0.5%になるという条件が付いているものもあります。これも注意ですね。

口座振替かクレジットカード払いかを選ぶ判断基準としては、まずは毎月の使用料金が5000円を超えるか否か、というラインが見えてきます。

●通信費

もはや家庭にはネット回線が必要不可欠となっています。

それとは逆行し、固定電話を置いている家庭は減少傾向にあります。

また、携帯電話の通信料もほぼ計上されるでしょう。ネット回線や電話代を合わせて、通信費とします。

通信費は毎月明細書が発行されます。

その明細書の発行を不要とすると、その分料金から割引をされていることが多いです。

ですので、口座振替やクレジットカード引き落としを選択し、紙の不発行を選択していきましょう。

明細書がほしいときには、通信会社のサイトからダウンロードすることができますので各自で印刷をすることもできます。

通信費も現代では欠かせない費用となっているので、毎月定額が支出されます。

せっかく支払うのであれば、+αのポイント還元を狙って迷わずクレジットカード払いを選択することをおすすめします。

●生命保険料

それぞれの生命保険会社にもよりますが、口座振替が一般的で推奨されています。

保険料を滞納をすると、契約が破棄されることになります。

そうなれば今まで支払ってきた保険料がムダになってしまいますので、残高はきっちり把握をして、支払いが滞らないように気をつけなくてはいけません。

また、最近ではクレジットカード支払いができる保険会社が増えてきているようです。

せっかくなので、クレジットカードを選択したいのですが、口座振替が一般的な中では、まだまだ導入していない会社も多々あります。

入っている生命保険会社はクレジットカードで支払えるかを、一度確認してみましょう。

●国民年金

口座振替か払込用紙を持って、現金支払いをしている人が多いのはないでしょうか。

基本的なところですが、国民年金は毎月支払う方法のほか、一定期間分をまとめて払う「6ヶ月前納」「1年前納」「2年前納」というものがあります。

この「前納」を選択すると、割引がされるようになっています。

前納の中でも、2年前納が一番割引率が高く設定されています。

普通に支払うよりも、約1万5000円程安くなる計算です。払えるのなら、2年前納を選択したいところですね。

ただ、年金保険料は1ヶ月に約16000円です。

1年分で16万円、2年分で32万円を一気に支払う必要があるので、家計に無理がない程度で検討しましょう。

年金保険料は、現金・口座振替・クレジットカードでの支払いが選択できますが、国民年金機構は口座振替をおすすめしています。

そのため、口座振替で年金保険料を支払っている人には、口座振替割引を行っています。

こうなると、できれば年金保険料を前納し、その方法は口座振替を選択すれば、ダブルの割引が適用されることとなり断然オトクになります。

ですので、国民年金の支払いは、前納をするしないに関わらず口座振替をまずオススメします。

次にオススメはクレジットカードで支払う方法です。

これはクレジットカードで支払うから割引があるということではありません。クレジットカードのポイント還元を考慮して、ということですので、間違えないでくださいね。

前納を選択すれば前納割引が適用されるので、クレジットカードで前納すれば、割引とクレジットカードのポイント還元で、ダブルでオトクといえるでしょう。

ただし、クレジットカードで支払う場合は、例えば2年前納だと40万円近くの使用となるので、カードの限度額などに注意する必要があります。

と、ここまでで5項目を見てきましたが、既に長くなってきました。

なので、残りは次の機会に。

家計って見直すと、改めて知ることも多く、楽しいなぁと思いますが、みなさんはどうでしょうか。

家計の支出を少しでもオトクに(後編)

2018.02.21

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