IPOで検索すると「儲かる」とか、「大きな利益になる」とか、いいことしか書かれていないんですよね。
初心者としては、本当にメリットしかないのか不安に思うところです。
デメリットがあれば予め知っておきたいですよね。
と言うことで、IPOのデメリット・注意点を調べてみました。
その1 公募割れのリスク
まず大きなデメリットとしてあげられるのが、当選したからといって全ての株が上がるとは限らないという事です。
例えば、1株1,000円でIPOに当選したとしましょう。そもそもIPOは当選した時の購入価格(公募価格)よりも高い初値が付くことで、利益を得ましょうというものです。1,000円で購入した株が初値で1,500円になったら、それだけで儲かります。
でも中には、公募価格よりも初値が下回ることもあり得るんです。1株1,000円で購入したものが、初値が950円だった場合などです。
これを「公募割れ」と呼ぶそうです。
公募割れになると初値で売れば損をします。では、なぜ初値で価格が下がるのでしょうか?
それは、投資家からあまり人気がない株だからです。人気がないと投資家が買わないので、価格があまり上がらないだとか。なんとも悲しい。。。
でも公募価格を下回るのは全体の1割ぐらいなんですって。そこまで心配するものではなさそうですね。
公募割れによる損失を回避するには、事前に人気があるIPOなのかを知っておくことです。
でも自分じゃ調べようがないし、調べるにも無理がありますよね。
そんな時は、投資家さんや専門の予想サイトがありますので、探してみてくださいね。
その2 ある程度の資金が必要
次のデメリットは、ある程度の資金が要るということ。
株を購入するので当たり前ですがお金が要るんですよねぇ。。。
1株1,000円でも申込株数が100株単位だったりします。
ということは、1,000円×100株=10万円。最低でも10万円の資金が必要です。
1株3,000円だと予め30万円の資金を用意しなければなりません。
IPOはそうたやすく当たらないものです。1社だけ、1口だけ応募して果たして当選するものでしょうか?
少額の元手しかないとなかなか厳しいですよね。
多くの証券会社では、応募の時点や抽選の時点で買付余力が必要(予め口座にお金が入っていないとダメ)ですが、中にはIPOに当選して購入する時点で資金があればいい証券会社があります。
そんな稀有な証券会社がこちら!
これらの証券会社に口座を開設すれば、口座残高が0円でもIPOに申し込むことができます!
申し込むだけ申し込んでおいて、当選してから購入するか考えてもOKです!
そして、完全平等抽選の証券会社を選ぶと資金を低くおさえられます。
完全平等抽選の証券会社では、申し込み口数に関係なく一人(1口座)一票制です。資金力に関係ありません。つまり運があれば当選します!
何口も申し込まなくても平等に抽選されるのがいいですよね。ちなみにライブスター証券が完全平等抽選です。
その3 スケジュール管理が大変
当たり前ですが、毎日毎日上場する会社があるわけではありません。
上場する会社があるからIPOの申込みがあるわけで、なければ抽選そのものがありません。
そして、自分が口座開設している証券会社から買えるIPOでないと申込みができないんですよね。
いつ申込みが始まるのか(ブックビルディング期間)も証券会社によって異なるので、スケジュールを把握しておかなければダメですし。
もし複数の証券会社に口座を作って申込むのであれば、それぞれの口座に資金を預けておく必要があるので、それなりの資金が要りますよね。
複数の口座間でお金を出したり入れたりするのも大変。。。
とすると、やっぱり証券口座にお金を入れておかなくても申込みできる岡三オンライン証券やライブスター証券がいいのかなと。
まぁ、同じように考える人はたくさんいるでしょうから、当選確率が上がるわけではないでしょうけど。。。
結局、申し込める期間(ブックビルディング期間)と口座残高を確認しておかないとIPOを申し込めなかったり、せっかく当選したのに資金がなかったなんてことになりかねないという事ですね。
まとめ
魅力的なIPOもなんだかんだとデメリットがあることがわかりました。
でもくじけませんよ!!笑
最初は手探りになるけれど、少しずつ投資していきたいと思います!