わたしは現在auで購入したiPhone7を使用しています。
機種代の分割支払が今年の10月で終了します。この支払終了を機に、格安スマホを導入しようかと考えています。
しかし、これ。少し見ない間に、格安スマホ業者(MNVO)はこんなに増えているのですね。
ざっと調べてみたことろ、2017年時点で550者以上もあるとのこと!
そんな中からぴったりの業者を見つける・・・なんて、とてもじゃないけどわたしには無理です。
※ちなみに、MNVOとは「仮想移動体通信事業者」の略で、格安スマホ業者のことを総じて言います。自分では通信回線を持たず、大手携帯会社(ドコモ・au・ソフトバンク)の回線を間借りして携帯電話事業を行っている業者(個人も含む)のことです。
ということで、わたしの大きな選択材料のひとつに「知名度がそこそこある」という項目を設けます。
これには、めんどくさがり屋だからという他にもうひとつ理由があるのですが、それは後に書きます。
知名度にとらわれず、もっと数を比較したい!という方には、物足りないかもしれませんのでご注意ください。
SIMカードだけかSIMフリースマホをセットにするか
格安スマホにしよう!とする時に、まず考えないといけないこと。
それは、いま使っているスマホをそのまま使うか、新しくスマホを購入するかということです。
不具合もないし、使い勝手も慣れているスマホをそのまま使えるのであれば、MNVOではフリーSIMカードのみを契約をします。
注意点としては、SIMロックの解除は自分でしないといけません。また、機体によってはSIMを突っ込んでも使えないものがあります。
使える機体なのかどうかは事前に調べておく必要があります。
自分でSIMロックを解除やセットをすることに不安がある場合、またはめんどくさいなぁと思う人は、スマホ本体+SIMカードをMNVOで契約・購入することができます。
MNVOで扱っているスマホのラインナップは、あまり聞いたことがないメーカーのものや、iPhoneなどの人気機種でも型落ちだったりと、格安なのには理由があるのですが、普通に使う分にはもちろん問題はないです。
価格はその業者によってまちまちです。
わたしの場合は、手持ちのiPhone7に不具合はないですし、キズひとつついていない綺麗な状態なので、使い慣れている今のスマホのまま、SIMカードだけ契約と考えています。
知名度がある格安スマホ業者
サイトで格安スマホ業者を調べると「オススメはココ!」といった情報がわんさか出てきますが、わたしはオススメされるものは基本信じていません。
事実である情報だけを抽出して、自分の意思で決めることが大切だと思っています。
ということで、大小合わせると600以上にもなるMNVO業者から探す手始めとして、わたしはまず、よく目や耳にする業者を選択しようと思っています。
CMや広告をよく観るということは、それだけその業者が広告費を持っているということで、業者としては安定していると思うからです。
上で書いた「知名度がそこそこある」業者を選ぶ理由がコレです。
ですが、資金が安定している(と思われる)会社が一気に潰れることも可能性としてはあります。
広告費も払えないようなところだけど、技術は抜群に持っている業者もあるかもしれません。
でも、そんなことを言っていると決まるものも決まらない!
ということで、普通にテレビを付けてラジオも流して雑誌も手にする一般的な暮らしをしている中で、わたしが「あ、知ってる!」と思う業者から探してみたいと思います。
<代表的な知名度のある業者>
- マイネオ(mineo)
- UQモバイル
- 楽天モバイル
- イオンモバイル
- Y!モバイル
格安スマホを調べ尽くした人からすると、無知だと思われるかもしれませんが、一般的な主婦としてはこれぐらいが限界です。
逆に、よく知っている人からあまり聞いたことがない業者をオススメされても、選ぶことはないと思います。
だって、その業者あまり聞いたことがないから不安しかないもの。
その業者、どこの通信回線を使っていますか?
MNVOは、ドコモ・au・ソフトバンクから通信回線を借りています。
業者によって、借りている回線はそれぞれですが、圧倒的にドコモ回線をレンタルしているMNVOが多いです。
ここで注意しなくてはいけないのは、現在使用しているスマホを、SIMロックだけ解除し格安SIMを契約しようとする場合、今使っている通信回線だけしか選ぶことができません。
auユーザーであるわたしが、格安SIMだけ購入しスマホ本体はそのまま使おうとする場合、au回線を使用している業者しか選ぶことができません。
業者によって、使用回線は違いますので、まずはそこをチェックしないといけません。
比較する項目を固定する
うやむやに比較するのでは意味がありません。
条件を固定し、同じ目線で比べていきましょう。
わたしの場合は、
「今あるスマホを使う(au回線)」
「電話番号は変更しない」
「めったに電話はかけないが、たまに役所や飲食店等にかける」
「ゲームアプリやInstagramをよく使うが、自宅でのWi-Fi環境が整っているのでデータ量は少なくてよい」
「動画はあまり観ない」
「LINEをよく使う」
という基本データです。
なので、
- 基本データ量 3GB
- 通話1ヶ月 10分程度
- 使用回線 au
- MNP(電話番号はそのまま)使用
- 1回の電話で5分、月3回とする
以上が条件です。
知名度アリの6社を徹底比較!
「mineo(マイネオ)」
ドコモ端末もau端末もそのまま使える!【mineo(マイネオ)】
最近特にCMをよく目にします。
マイネオは、関西電力のグループである株式会社ケイ・オプティコムが運営している通信サービスです。
<使用回線>
- ドコモ
- au
→ ドコモかauかで基本使用料に少し差があり、auの方が少し割安です。
<選択したプラン>
- auプラン(Aプラン)
- デュアルプラン(データ通信+音声通話:au回線)
わたしの条件で基本使用料は、合計1510円です。
音声通話は、使用ごとに30秒で20円かかります。わたしの条件に当てはめて計算すると、音声通話使用料金で600円。合計で2110円程と予想されます。や、安い。
<その他の特徴>
通信速度は安定して速いと言われていますが、使用者の印象としては、混み合う時間帯だと速度が落ちる実感があるそうです。
余ったデータ量は翌月まで繰り越せたり、家族間で分け与えることができるので、家族で契約するとよりオトク感があるかもしれません。
実店舗は少ないですが、ネットを使い慣れている人には手続きが分かりやすく簡単だと言われています。
「UQモバイル」
CM好感度がすこぶる悪いと言われていますが、わたしは意外とキライじゃないです。
2017年度の顧客総合満足度が1位だったというので、支持は高いといえます。
<使用回線>
- au
<選択したプラン>
- データ高速+音声通話プラン
「データ高速」とありますが、「高速」か「無制限」しかありません。
データ高速の基本データ量は3GBで、それ以上は無制限を選択するしかありません。
このプランでの基本使用料は1680円です。音声通話は30秒ごとに20円かかります
条件に照らし合わせると、音声通話使用料金は600円。合計で2280円と予想できます。
<その他の特徴>
実店舗は2000店舗でそのうち100店舗以上が直営店ということから、広い地域で対面手続きができます。
また、格安スマホ業界の中で特に通信速度が速く、その通信速度も時間帯が関係なく安定していると言われています。
業者の中には、混み合う時間帯には通信制限がかかるところも多いので、情報処理の速さで支持されているといえます。
プラン内容は安く設定されていますが、細かく条件付けがある印象なので、本当に料金シュミレーション通りなのか、価格が変更されるならいつからいくらか上がるのかをきちんと調べた方が良いかと思います。
「楽天モバイル」
楽天ポイントを貯めている身としては、無視できない業者です。
家計を把握するために、まとめるということを意識していますので、楽天グループでできるだけ済ませることにしています。
ですので、スマホも楽天にまとめると、何か恩恵があるのではと期待しています。
<使用回線>
- ドコモ
(あ、この時点でわたしはアウトだ・・・)
<選択したプラン>
- 組み合わせプラン(3.1GB)
基本データ量でプランを選ぶタイプです。
条件に一番近いのが3.1GBなので、それを選択します。
この基本使用料は1600円です。ここも通話使用量は30秒で20円ですので、月600円を加算すると、合計で2200円と考えられます。
<その他の特徴>
なんといっても、使用料金で楽天スーパーポイントが貯まるということは大きなメリットです。
また、貯まっているスーパーポイントをスマホ使用料に使うことができるというのも、おもしろい特色です。
また、楽天モバイル利用者は+1倍のポイントが通常から付く特典もあり、楽天市場をよく利用する人や楽天カードを持っている人には、ポイントがザクザクたまりそうですね。
「イオンモバイル」
これまた、イオン系列には日常の買い物でお世話になっていますので一考する価値ありかと思っています。
イオンは店舗数だけでなく、金融業などでも人気を得ているので、ひそかに期待しています。
<使用回線>
- ドコモ
(あ、また・・・)
<選択したプラン>
- 音声4GBプラン
こちらもデータ量でプランを選びます。
1,2,4GBと、3GBのプランがなかったので、4GBプランを選びました。
データ通信と音声通話がセットになっており、基本使用料は1580円。ここも30秒20円の音声通話使用料金がかかりますので、600円をプラスして、合計2180円です。
<その他の特徴>
実店舗が200店舗以上で、そのすべてが直営店です。
元々イオン系列の店舗は多いので、それらを上手く活用しているのでしょう。
多くの業者がネットでの情報を充実させているのに比べ、イオンモバイルは契約相談から店舗でできます。
インターネットが不慣れな方や、年配の方でも、格安スマホの検討ができるのが魅力です。
ただし、基本使用料は割安なのですが、格安スマホ本体ごとを買うと、他業者より割高なイ印象です。
SIMカードのみの契約で感じるオトク感とは少し差がありそうですので、ご注意を。
「Y!モバイル」
こちらも旬な人をバンバン使ってCMを多発している印象です。
ソフトバンクが運営している格安スマホサービスです。ソフトバンクはあまり、MNVO業者に回線を貸していない印象を受けます。
<使用回線>
- ソフトバンク
<選択したプラン>
- スマホプランM
プラン内容はとってもシンプル。S(1GB)・M(3GB)・L(7GB)から選びます。
選んだ「スマホプランM」の基本使用料は4980円。データ通信だけでなく、音声通話もコミコミです。
ただし、当然無制限というわけではなく、1回あたり10分以内の通話なら何度かけても無料だとのこと。
それを超えると30秒につき20円が加算されます。
<その他の特徴>
ソフトバンクが運営しているということで、通信速度は速く安定しています。
また、ソフトバンク自体があまり回線の貸出をしていないので、現在ソフトバンクキャリアをお持ちの人には、ありがたいかもしれません。
実店舗が4000店以上とのことで、圧倒的にお店の数が多く、3大キャリア並みのサービス提供が受けられるということです。
また、ヤフーショッピングでのポイントが通常から5倍になるので、ネットショッピングでヤフーショッピングをよく使う人には良いかもしれませんね。
調べた結果、意外と絞れる
業者は多いし、プランは様々だし、格安スマホを検討しようかなと思い始めてもなかなか重い腰が上がらないですよね。
今回調べて感じたことは、「意外と業者を絞れる」ということでした。まずもって、SIMだけ購入する場合だと、使用回線で否応なく絞れます。
基本使用料自体に大きな差はないように思えるので、その他の特徴で自分に合ってそうな業者がひとつふたつ挙げてみてもいいですね。
キャンペーンが多発される
この時期は特に新規や乗り換えで◯◯円キャッシュバック!や、2ヶ月間無料!などと、契約は今しかない!感を出してきます。
もちろん、前々から検討をしていた人にとっては、いいきっかけになると思いますが、正直また同じようなキャンペーンは出るとは思います。
比較も事前調査もせずに、焦って決めては危険です。
まとめ:格安スマホには前のめりで臨むべし!
MVNOの特徴の一つに、非対面で手続きを完了できることが挙げられます。
お店にわざわざ行かなくても、ネットで手続・手配を行えるということで、手軽ですしスピード感もあっていいですよね。
また、新しいプランの発表や「使える回線が増えた!」など、情報が更新されることも多いです。
こういったことから、自己責任というか、ホームページ等で自分で調べることが非常に大事な作業になります。
煩わしいと感じる人もいるかもしれませんが、それでもこれで月々の料金が確実に下がりますし、1年2年と長い目で見ると10万円もトクする場合もあります。
検討しない手はないですよね。
家計の見直しを行ってる人は、情報に非常に敏感だと思います。
そのアンテナをフルに使って、自分にぴったりの格安スマホを見つけていきましょう!